明るい場所が嫌いなドイツ人
どもー丘の上で育ったので丘から見る景色が好きなdomoです。
馬鹿と煙は何とやらです。
今日は明るい場所が嫌いなドイツ人の話をします。
私の勤めていた場所は田舎の方だったので車で出勤していたのですが、時期によって朝はほとんどみんなサングラスを掛けて出社していました。これがまたみんなカッコよくて痺れました。
私も真似して途中からサングラスをかけてレンタカーのプジョーで出社してやりました。
また昼間日差しが強い日は街中や公園でもサングラスをかけている人を見るのは珍しくありません。日本で1人でやったら確実に笑われますが。
次の例として、朝早い時間に会社に行くとだいたい電気が点いてません。
誰もいないわけではなく、何名か仕事を始めてるのですがなぜか暗い中で仕事をしています。
最初不思議に思ってなんで電気を点けないの?と聞くと、十分明るいから、とか朝のムードを味わいたいからと言われました。
ただ明るさには当然個人差があるので明るいのが好きな人が出社してきて、空気を読まずに電気を点けると、近くの席の同僚が顔をしかめてこちらを除いてくるので、私にどうしろと?と思いながらその場の雰囲気を楽しんでました。
最後の例は同僚の家に夕食にお呼ばれしたときのことです。
リビングとダイニングが隣接していて、キッチンは別の所にある間取りだったのですが、ご飯を食べ始めたのが早かったので例によってリビングもダイニングも電気を点けずに食べていました。
そのうち日が暮れてきたので、ダイニングの電気をつけたのですが、ランプみたいな感じで部屋全体を照らすというよりもテーブルの上を照らすだけだったので、お互いの顔と料理だけが見えてるだけ、という状況で、日本人の私には「暗いわ!」と思わず突っ込みたくなるぐらいだったのですが、彼らはその雰囲気が好きみたいです。
実は私もこの感じになれてしまい、日本に帰ってきてから昼間は極力つけない、夜は必要最低限の明るさにするようになりました。
調べてみると夜になっても煌々と電気を点けるのは日本と韓国ぐらいらしく、この2国の睡眠時間が短いのはこれに起因しているのではないかとの説もあるそうです。
欧米人が明るいのが苦手な理由に、目の色が薄いから反射してまぶしく感じるのではないかという説もあるみたいですが、私はあまりピンと来なくて、単純な生まれ育った環境の違いではないかと思っています。
今までそうだったから、とかこれが普通だったから、というのを疑ってみるのも大切かも知れません。
ではまた。
domo