エンジニアリングイングリッシュ(初心者編)①
どもー自宅のタオルや下着類は先入れ先出しを徹底していますdomoです。まごうことなき職業病です。
本日は主に製品開発でよく使う技術英語(エンジニアリングイングリッシュ)の紹介をしてみたいと思います。
以下のいくつかは私自身調べてもどこにも載ってない!!と苦しんだ経験があるので誰かの参考になれば幸いです。
- 試作:prototype
日本でも試作のことをプロトタイプと呼ぶ会社もあるかも知れません。使い勝手を見たり、性能を確認するための試作品のことをprototypeと呼び、試作を作ることも同じくprototypeでOKです。私の感覚的には試作品そのものはprototypesで試作をすることはprototypingと呼びます。
- 切削試作:machined prototype / machined sample
ネットや参考書を調べてもズバリこの表現はあまり出てこないのですが死ぬほど使います。主に金型を作る前にNC工作機などを使って作るのを表現する動詞にmachineを使います。ちなみに物を加工するためには旋盤のように物自身を回すか、ドリルのように刃物を回すかの2種類があり、より具体的に前者を言いたい場合はturn、後者はmillを使います。ここではprototypeやsampleを修飾するのに受け身の形を取り、加工された試作品という形になってます。
- 3Dプリンタ試作:3D printed prototype / sample
近年では3Dプリンタの性能もどんどん上がってきており、簡単な形状確認や動作確認をする際は欠かせないものですね。上記と同様に受け身の形になってます。
- 光造形:stereo lithography
3Dプリンタの起源ともいわれる光硬化性樹脂にレーザー光を照射して固めて積層させる光造形方式は略称SL方式ともいわれますがstereo lithographyの略称です。
stereoは立体、lithographyは描写のことです。難しいですね。
- 解像度:resolution
ゴー☆ジャスを思い出しますね。ゴー☆ジャス動画個人的に結構好きでよく見てます。(どうでもいい)
話を戻すとオーディオなどでハイレゾと言ったりしますがこれはhigh resolution(高解像度)のことです。
技術者にとって面粗度は結構重要ですよね。試作品の面粗度がよくない事で摩擦によって試作品の性能などに影響することがあるため、この確認は欠かせません。
他には単純にquality of surface(面の仕上がり)とか言ったりもします。
- 試作金型:prototype mold / temporal mold
これも切削試作に次いでよく使う割に調べてもズバリが出てこないフレーズです。主に樹脂部品などの量産金型を作る前に作る1個取りなどの金型のことを言います。
- 量産金型:mass production mold
量産に使う金型のことです。大量生産のことをmass productionといいます。
- 取り数:number of cavity
日本語でもキャビといいますが金型内に空いている穴のことをcavity(空洞)といい、この数のためnumber of cavityといいます。取り数という意味は1セットの金型からいくつ製品が取り出せるかのことです。
- 見積:quotation
金額の見積はquotation一択です。調べるとestimationとかも出てくるのですがestimateは到着予定時刻EAT(Estimated Arrival Time)のように変わるかもしれないニュアンスを含んでいるため、試作や量産の見積には使いません。
本日はエンジニアリングイングリッシュということで技術英語(技術用語)を10個紹介しました。また気が向いたら紹介します。
domo