ドイツに学ぶ働き方

海外居住経験も留学経験もない筆者が2018年から2019年にかけてドイツに海外転勤。その時学んだ違いを徒然なるままに。

そんなん国内旅行みたいなもんやん

どもー社内教育でアンガーマネジメントを研修を受け、怒りは防衛反応だと教わったのですが、私の妻は明らかに防衛する必要がないところでも怒っているのですがどうしたらいいですか?

 

はい、気を取り直して今日はドイツを拠点にした旅行について書きます。

私自身、海外旅行大好き!というタイプでもないので、ドイツに駐在する前に行ったことのある国の数は、タイ・中国・韓国・ベトナムニューカレドニアの5か国でした。

 

ドイツに駐在中の1年間は、ドイツを拠点にいろんな国に片道1~2万、2~3時間で行けてしまうので、ここぞとばかりに冬を除いて月1ぐらいで海外旅行に行っていました。

私はドイツには単身赴任で行っていたのですが、妻が赴任中に2回遊びに来てくれたので、1回目はスペインとポルトガル、2回目はギリシャに遊びに行ったのがよい思い出です。

f:id:raisinmania:20200315164914j:plain

 

たまたま元々一緒の会社で働いていた友人がロンドンに住んでいたのでイギリスにも2回ほど遊びに行きました。

それ以外にも主要な都市にはドイツの大きな空港から直行便が出ているので週末だけでも頑張ったら行って帰ってできます。

 

こんな話をするとめちゃくちゃ羨ましがられるのですが、何回も行ってると分かるのですが、欧州の大体の大きな都市はそんなに差がありません。いわゆるヨーロッパの街並み、という感じで大きな河があって、似たような建築様式の家と教会やカテドラルがあって、私も3か国目ぐらいからすでに飽き始めていました。

 

 

私が赴任してすぐぐらいに同僚が2週間休みを取って、15時間ぐらいかけてカンボジアに行くという話をしていて、当時私は「なんだってわざわざ東南アジアに行くの?」と不思議だったのですが、しばらく住んでいるとその理由が分かりました。

彼らにとっては欧州の都市や景色が見慣れた普通の世界で、少し違う雰囲気や空気を楽しむために旅行に行くのであればアジアやアフリカなど、欧州と違った場所を選ぶのは至極普通のことだと気づかされました。

 

 

少し側面を変えて、ヨーロッパの人はなんで英語が話せる人が多いのか?の回答としてよく聞くのが、いろんな国に遊びに行ったときに英語が話せないと楽しくないからみんな英語を勉強するんだよ、というのをよく聞きました。

日本は島国ですし、近くに英語圏の国もないので必要性が無くて英語を勉強しないという人も多いですよね。ですが先ほど触れたように日本の文化というのは他の国々にとっては十分魅力的だと思っているので、中国だけでなくそのほかの国からの観光客にも対応出来るように特に観光地の人は必要最低限の英語は話さざるを得ないなと思ってます。

 

最後に日本と欧州の大きさについて分かりやすく比較するwebサイトがあるので紹介します。↓のthetruesizeというそのままのネーミングです。

以下のリンクには日本地図をドイツを中心とした欧州の上に載せて比較しており、ご覧いただけると日本がいかに大きいのかが分かると思います。

thetruesize.com

 

日本は島国でしかも細長い形をしているので、領土面積は同じぐらいでも端から端の距離はめちゃくちゃ大きいのです。

なので欧州でいうちょっとした海外旅行は日本でいう沖縄に行ったとか北海道に行ったとかそんなレベルなのです。

なので日本人は海外旅行にもいかずに内向的だとか思う人がもしかしていたら、上のリンクの地図を見ていかに日本が大きいかを認識していただければと思います。

 

ではまた。

 

domo