ドイツに学ぶ働き方

海外居住経験も留学経験もない筆者が2018年から2019年にかけてドイツに海外転勤。その時学んだ違いを徒然なるままに。

スキルの掛け算であなたの価値を何百倍にする

どもーワーキングママでもワーキングパパでもないのにワーママはるさんのVOICYを聞きまくってるdomoです。憧れです。

リンク張っておきます。初回から聞くのをお勧めします。

 

voicy.jp

 

早速ですが一つのスキルを身に着けるために必要な時間をご存じですか?

マルコム・グラッドウェル氏のOUTLIERSによると1万時間必要と言われています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4062153920/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_n8dHFbSNVXT52

これを仕事で身に着けようと思うと、仮に8時間/日労働で年間250日就業したとすると、たった5年です。

何十年も同じ会社に勤めておられる方からすると、たった5年仕事をした人なんてやっと仕事を覚えて調子に乗ってる若造じゃ!ぐらいに思われるかもしれませんが一旦そんな小言はコンポスターにぶち込んでおいて話を次に進めます。

当然同じ職場で5年以上仕事をしていた人はその仕事に必要なスキルを持っているので、差別化するためには他のスキルを身に着けることが近道です。

 

藤原和博さんの有名なスピーチで、人間の価値はスキルを持っている人の割合の掛け算で計算できるという考え方があります。

これは例えば100人に1人が持っているスキルとたった2種類持っているだけで、1万人に一人の人材になることが出来るわけです。

また、藤原さんによると、これらのスキルは遠ければ遠いほど人材としての価値が高まる、おっしゃられています。

 

youtu.be

 

数年前にこれを聞いた私はエンジニアとしての主軸の他に何を軸のスキルにすべきかを考えました。いろいろ考えた結果、「英語」と「経理」を軸にしようと思いました。

英語はその時からすでに会社の中では必要とされており、遅かれ早かれ必要になることは目に見えていました。

経理は当時の私は管理職になる気満々でしたので、絶対に必要になるだろうということで選定しました。

 

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ここで問題は仕事以外で1万時間費やすためには、仕事以上に年数が必要、ということです。そのため私は周囲が月当たり20時間30時間残業している中、極力定時に帰ることを心掛け、帰ってから勉強するようになりました。

今となって目に見えるスキルとしては英語はTOEIC870点、経理は簿記2級を取得できました。

ただ、例えば英語にしても1年間ドイツに赴任していたのを鑑みても、1万時間は程遠く、経理についてはそれ以上です・・・

 

そのため私も身に着けているスキルはたった1つエンジニアとしてのスキルで、他と差別化できるほどの人材にはなれていません。ですがこれは時間をかけるしか解決する方法がないため、モチベーションを維持しながら手を変え品を変えスキルを身に着けられるようにやっていくしかないかなと思ってます!

 

皆さんはどのようなスキルをお持ちで他にどんなスキルを伸ばそうと思ってますか?

人材開発とは組織の中ではよくつかわれる言葉ですが、ほんとは個々人が意識すべきものだと思っています。

自分を差別化することが生きやすく自身のキャリアを自由にしてくれると信じています。

 

domo